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今週はチョロQを分解しました

本学科では「機械創造」という2年次科目の中で,広い意味での機械の設計について教授しています.
需要の調査から始まって,開発にあたって重要なパラメータの抽出方法,アイディアの出し方,それを設計のコンセプトにまとめる方法,最終的なコンセプトの決定方法などを講義の中で学びます.
昨日はチョロQを題材に物理的分解チャートと概念的分解チャートについて学びました.

物理的分解チャートとは,たとえば自動車はシャシーとボディーから出来ていて,それにエンジンが載っていて,車輪も付いているといったことを図にまとめたものです.
これに対して,概念的分解チャートでは,たとえば電動モーターには電気エネルギーを入力すると力学的エネルギーが出力されるといったように,中央に置くものをブラックボックスとして,入力と出力を書きます.
これだけでは機械が作れないので,さらに入力から出力が生成されるまでの一連の流れを図として表します.

 

IMG_6598

 

上の写真は講義中の一コマです.
このような初めての課題に対して受講生の皆さんは真剣に取り組んでくれました.

出来上がったロボットは2年生が分解します

一つ前に,『ロボット創作』の設計発表会の記事が掲載されています.
3年生はこれから課題を解決するためのロボットを設計・製作していきます.
出来上がったロボットはロボットコンテストに出場して,そこで一応の役割を終えます.

では,その後ロボットはどうなるか.
実は2年生の機械創造の教材として使われます.
先日,このロボット分解を行いました.

 

最初に,現在の4年生が製作したロボットの機能を調べていき,評価します.
1年後にロボットを製作するときの教訓(?)となったでしょうか.

 

それば終わると分解です.
4人一組のチームで1台のロボットを分解していきますが,最初のうちは互いによそよそしい.
何処から手をつけたらいいか,決めかねているのかもしれません.

 

最後の方は,計8本のてが1台のロボットに襲い掛かります.
チームが一体となっています.

 

1クラスを半分に分けてこの作業を行っています.
教室が空いているのはそのためです.

 

分解された部品はきちんと回収.

 

一部の部品は今年のロボット創作に使われます.

今日の「機械創造」

今日は2年生の講義「機械創造」がありました.

エンジニアリング科目と言って,機械の設計だけでなく,概念の設計,つまり問題の設定やコンセプト生成,情報収集なんかも含めて学びます.

と,いうことで,今日はITルーム(コンピュータルーム)で演習です.

真面目にPCに向かっていますが・・・

コラー!!・・・って車のホームページを見て遊んでいるわけではありません.

自動車のフルモデルチェンジの間隔,つまり商品としてのライフサイクルを調べています.

自動車のような耐久消費財(Static)な商品と,携帯電話のようにバージョンアップを繰り返す(Dynamic)商品のライフサイクルの違いを調べているのです.

機械情報技術学科では,実はこんな事も勉強しているのです.

昨日の『機械創造』はロボットの分解

昨日(7/19)の『機械創造』はロボットの分解.

昨年度の3年生が設計・製作したロボットが対象です.

これを簡単な工具を使ってバラバラに分解し,使えそうな部品は再利用にまわします.

ロボットの分解から,ロボットの構造の理解,整備性,リサイクルの大切さなどを学んで欲しかったのですが,分解に一生懸命で,「構造の理解?」といったところでしょうか.

 

機械系の学科に進学してくる人は,こういった作業が好きなのでしょう.

一台のロボットに八本の手が伸びます.

 

 

あるい要素ごとに分解して,さらに各自が要素を分解していきます.

 

 

教室のスペースの関係もあり,1つの学年を二つに分けて時間差で作業にかかります.

写真に人影が少ないのはそんな理由もあります.

教室内はこんな様子でした.

 

 

分解した部品はコンテナで回収.下の写真左のラジコン受信機が部品の中では一番高価.

確実に回収です.

 

 

ロボットはフレーム構造なので,アルミのフレームのメンバーがたくさん出ました.

 

 

作業には,速い班が35分,遅い班が60分程かかりました.

ロボットの分解は,今年度から始めた課題なので,時間内に終わるかどうかヒヤヒヤでした.

今回はとりあえず分解だけですが,ロボットの構造の理解を深めてもらうとすると,最初にロボットのスケッチの作業が必要です.

90分の講義の中で,10分程度の説明があって,30分程度のスケッチがあって,残り50分で分解.

なんとかできそうです.

ヒューマン・ファクタの演習

今日の『機械創造』はヒューマン・ファクタの演習です.

ヒューマン・ファクタとは,それらが動作して,人々と製品やシステムとの相互作用の研究のことのようです.

ユーザフレンドリーなデザインを生み出すことを目標として演習を行っています.

 

私は非専門家なので,下記サイトから10くらい例を選んで,とんでもない設計の改善提案をスケッチしてもらいます.

http://www.baddesigns.com/examples.html

オリジナルは面白いですよ.ぜひご覧ください.

 

一例を挙げると,下の携帯電話.ずいぶん昔の携帯電話ですが,今も事情は変わっていません.

会社名をあえて消してありますが,日本製携帯電話すべてに共通なことだと思います.

 

 

上のHPの作者はこの日本製携帯電を購入したけれど,3日ほど電源スイッチを見つけられなかったとのこと.

日本製携帯電話を使っている我々ならば,図の赤いボタンが電源スイッチであると見当が付きますが,ノキアのユーザーにはわからない.

全く別のところにスイッチがあるのですから.

こんな事項の質問にスケッチで答えを描く.

 

 

四苦八苦.改善提案もさることながら,自分の考えをスケッチまとめることは重要です.

この講義でのスケッチの回数を増やす必要はありそうです.

 

節電中の八戸工業大学ですが,こっそり28℃に設定して教室のクーラーを動かしました.

それでも教室内は暑い.

 

 

今回授業で使ったスライドの中から,最後におまけです.

このスライドを自動車の給油口の位置の統一に関する問題のときに使いました.

 

 

ここに登場する車は,少し値の張る車でも,ベース車はそんなに高価ではありません.

どれが何かわかります?

私にはわかりません.

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